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大坂、セリーナと決勝へ 全米オープンテニス

スポーツ

2018年9月7日 夕刊

全米オープン女子シングルス準決勝で、マディソン・キーズに勝った大坂なおみ=ニューヨークで(共同)

 20歳の大坂がついに歴史の扉をこじ開けた。因縁の相手キーズにストレート勝ちし、日本女子初となる四大大会決勝進出の快挙。13度もあったブレークポイントのピンチを耐え「疲れた。何かたくさん走った。でも、すごくうれしい」と笑顔で喜びを口にした。

 硬さが目立った第1セット序盤。大坂がサーブの第4ゲームで0−40からキープに成功し、波に乗った。深いリターンと手堅いストロークで第5、第7ゲームをブレークしてこのセットを先取。第2セットは何度もジュースがあった第2ゲームを粘ってキープし、反撃の芽を摘んだ。

 キーズと初対戦だった2016年の全米3回戦。最終セットの5−1から大逆転負けを喫し、大粒の涙を流した。「あの試合から多くのことを学んだ。あの経験には感謝している」。心技体が磨かれた今、手が届かなかったあと1ゲームを奪える力がついたと信じて臨み、悔し涙を糧に成長した姿を見せた。屋根が閉じられた夜のセンターコートで観客のざわめきが響く中、大坂は高い集中力を保ち、無心に球を追った。「セリーナと戦いたかった」と夢はまだ終わらない。決勝で四大大会の日本勢初優勝を目指し、憧れのS・ウィリアムズに挑む。 (共同)

 

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