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東、新人王に一直線 10勝目、Gに4戦全勝

スポーツ

2018年9月6日 朝刊

6回2失点で10勝目を挙げたDeNA・東=富山で

◇DeNA6−3巨人

 DeNAは1−2の四回に筒香のソロで追い付き、伊藤の犠飛で勝ち越した。七回に大和の適時二塁打などで2点を加え、八回には筒香の33号ソロでリードを広げた。新人の東が6回2失点で10勝目。巨人は攻守でミスが目立った。

 ◇ 

 DeNAのルーキー東は、初の地方球場で強風が吹いても制球を乱すことはなかった。6回2失点で8三振を奪い、クライマックスシリーズ(CS)進出を争う巨人にデビューから4戦4勝。新人王をほぼ手中にする10勝目を挙げ「一つの壁を越えることができた」とうなずいた。

 1−0の三回に岡本に逆転2ランを浴び、4試合にまたがる連続無失点は18回で途切れた。それでも「(相手の戦略が)変わっている」と冷静だった。3−2の五回1死一、二塁でマギーを迎えた場面を「ターニングポイントだった」と振り返る。三回に得意のチェンジアップを右前打とされ「同じ球なら初球からくる」と読み、低く投じて遊ゴロ併殺に仕留め、左拳を握った。

 身長170センチ。愛知・愛工大名電高時代は身長の低さに悩んだ。倉野監督から「こんな投手がいるんだぞ」と渡された本は、身長167センチで活躍するヤクルトの石川の著書だった。駆け引き、修正力の重要性など、球威に頼らず勝つための要素が詰まっていた。それが道しるべとなった。

 プロでも豊富な引き出しで相手の分析を上回っている。ラミレス監督は「ずっと安定している。事実上のエース」とたたえた。

 

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