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<ジャカルタ・アジア大会>MVP池江「受賞 光栄」 次は世界、決意新たに

スポーツ

2018年9月3日 朝刊

ジャカルタ・アジア大会の閉会式で旗手を務める池江璃花子=潟沼義樹撮影

 まばゆいフラッシュを浴びた主役の表情は晴れやかだった。最優秀選手に輝いた競泳女子の池江は「こんなにすてきな賞をいただけたことを光栄に思う。思い入れのある国に戻ってこられてうれしい」と喜んだ。

 感涙をぬぐって帰国したのは8月25日。スポンサーの都合で取りやめになったとされたMVP表彰が復活するとの連絡を日本で受けた。「にやけがとまらなかった。でも、よく考えたら私じゃないかもしれないと思うとちょっとそわそわした」。大会最終日に合わせて急きょ再渡航。現地で吉報を受けた。

 「一つでも多く金メダルを取る」と意気込み、出場8種目のうち自由形とバタフライの個人4種目、リレー2種目を制した。1大会で金メダル6個はアジア女子と日本選手の最多記録。タフなレースはいい経験となったが、「緊張をほぐすため、みんなでしゃべっているのが楽しかった」と振り返った。

 競泳界からは前回の萩野公介に続く2大会連続での選出となった。「日本が継続して強くなりつつあることをアジアの中で知ってもらえた良い機会」

 雨に濡れながら、閉会式の旗手として日の丸を手に入場した。アジアに名を知らしめ、次は世界へ。「どんどん世界大会でチャレンジできたらいい」と決意を新たにした。 (ジャカルタ・磯部旭弘)

 

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