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大坂、初の全米16強 6−0、6−0で完勝

スポーツ

2018年9月3日 朝刊

女子シングルス3回戦で、アリャクサンドラ・サスノビッチを下した大坂なおみ=ニューヨークで(共同)

 【ニューヨーク=共同】全米オープン第6日は1日、当地のビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス3回戦で第21シードの錦織圭(日清食品)が第13シードのディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)を6−4、6−4、5−7、6−1で下し、16強入りした。4回戦では世界ランキング34位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。

 女子シングルス3回戦で第20シードの大坂なおみ(日清食品)は世界ランキング33位のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6−0、6−0で下し、全米で初の16強入りを決めた。4回戦で第26シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 女子ダブルス2回戦で青山修子(近藤乳業)段瑩瑩(中国)組は第6シードのルーシー・ハラデツカ(チェコ)エカテリーナ・マカロワ(ロシア)組に6−3、4−6、5−7で屈した。男子ダブルス2回戦の西岡良仁(ミキハウス)マッケンジー・マクドナルド(米国)組は第3シードの米国ペアに1−6、5−7で敗れた。

     ◇

 相手スコアにゼロを二つ並べる「ダブルベーグル」の完勝で、大坂は過去2年乗り越えられなかった3回戦の壁を軽々と乗り越えた。「完璧だった。自分の流れを最後まで維持できた」。全米初の16強を素直に喜んだ。

 第1セットの第1ゲームはサーブが不安定で0−40となったが、「ポジティブさを忘れないように」と自分に言い聞かせ、浮足立つことなくキープで流れをつかんだ。

 ゲームを重ねるにつれて集中力が高まり、サーブとストロークの精度が上がった。コンパクトなスイングで球に力が伝わる好調時のプレーで試合を支配した。

 許したポイントは17で、ミスはわずかに3。大坂は「新しい感覚がある」とうなずいた。試合時間は50分で体力も消耗せず、ツアーレベルで初のダブルベーグルで大会前半を折り返した。

 3月にツアー初優勝を果たした時のような力強さと落ち着きがあり、大仕事を成し遂げそうな空気が生まれてきた。一戦ごとに調子を上げてきた20歳のホープが、全米で経験したことのないステージに突き進む。 (共同)

 

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