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<ジャカルタ・アジア大会>水質汚濁?選手苦しめる セーリング 下痢、高熱相次ぐ

スポーツ

2018年8月29日 夕刊

水質汚濁が原因とみられる体調不良とも闘うセーリングの選手=ジャカルタで(共同)

 【ジャカルタ=共同】ジャカルタ・アジア大会で都心に近いジャカルタ湾が舞台のセーリングに出場している日本選手に、廃棄物由来の水質汚濁が原因とみられる下痢や高熱が相次いでいる。同じ会場で開催された六月のアジア選手権でも体調不良の選手が続出し「ほぼ全滅」(チーム関係者)。反省を生かして今大会は対策を講じてきたが、競技の特性上、海水が口に入ることは避けられない状況だ。

 女子レーザーラジアル級でリオデジャネイロ五輪に出場した土居愛実(アビーム)は「リオは(海面の)ゴミだったけど、ジャカルタは水質」と苦笑いする。男子470級の磯崎哲也は「初日、二日目におなかを壊した」、同49er級の古谷信玄(ともにエス・ピー・ネットワーク)は「三九・二度の熱を出し、意識もうろうとしながら乗っていた」と明らかにした。

 チームでは腸の働きを整えてウイルスや細菌に対する免疫力を高める乳酸菌飲料を大会三週間前から飲み、アジア選手権よりは被害を抑えられているという。急成長を続ける東南アジアの大都市ならではの「敵」と、選手は戦っている。

 

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