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御嶽海 大関昇進狙う 秋場所新番付を発表

スポーツ

2018年8月28日 朝刊

新入幕が決まり、番付表を手に笑顔を見せる隆の勝。右は千賀ノ浦親方=両国国技館で

 日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月9日初日・両国国技館)の新番付を発表し、10場所連続で三役を務める御嶽海は東の関脇に就いた。9勝した夏場所に続いて名古屋場所は13勝で初優勝しており、大関昇進を懸ける場所になる。西の関脇は逸ノ城。

 横綱は鶴竜が東の正位に座り、西に白鵬。8場所連続休場からの再起を目指す稀勢の里が東の2番目で序列は変わらず。

 大関は栃ノ心が西の2番手で初のかど番。昇進2場所目のかど番は現行制度になった1969年名古屋場所以降、2000年秋場所の雅山以来で8人目。豪栄道は東、高安は西の正位となった。

 小結は東に玉鷲、西には貴景勝が4場所ぶりに返り咲いた。

 新入幕は隆の勝で千賀ノ浦部屋からは11年秋場所の舛ノ山(現舛乃山)以来。昨秋に起きた元横綱日馬富士の傷害事件の被害者、貴ノ岩は5場所ぶりに幕内復帰した。

◆入門8年新入幕 隆の勝「三賞取りたい」

 入門から8年かけ新入幕を果たした隆の勝は「自分が上がれるとは思っていなかった。(番付の)名前も大きな文字に変わってめちゃくちゃうれしい」と喜びを語った。

 7勝8敗と負け越した夏場所の反省から下半身を重点的に強化。東十両4枚目で迎えた名古屋場所では、千秋楽の決定戦で貴ノ岩に敗れ十両優勝こそ逃したものの、13勝2敗の好成績を残し昇進につなげた。

 2016年に部屋を継承した師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)にとっては、初めての幕内力士。「部屋でボーッとしていても強くならない。自分の車で2人でドライブしながらいろいろな部屋に出稽古に行った」。出稽古先の親方の指導やトレーニング方法も足腰を鍛える参考にし、得意の突き押しに磨きをかけた。

 千葉県柏市出身。中学卒業後に角界入りしたたたき上げ。成長著しく他の力士からも「1年後には幕内上位にいる」と一目置かれる23歳。「三賞を取れるようにこれからも一生懸命稽古したい」と力を込めた。 (禰宜田功)

 

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