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<ジャカルタ・アジア大会>男子競泳100自 塩浦、中村が快挙ワンツー

スポーツ

2018年8月24日 朝刊

男子100メートル自由形決勝優勝し笑顔を見せる塩浦慎理(右)と2位の中村克=榎戸直紀撮影

 女子400メートルメドレーリレーは日本(酒井、鈴木、池江、青木智)が3分54秒73の日本新記録で優勝した。バタフライを担当した池江璃花子(ルネサンス)は日本勢の1大会最多に並ぶ5個目の金メダルを獲得した。

 男子100メートル自由形は塩浦慎理(イトマン東進)が48秒71で制し、0秒01差の2位で中村克(イトマン東進)が続いた。同200メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は1分55秒11の2位で4連覇を逃した。砂間敬太(イトマン東進)が3位に入った。

 女子800メートル自由形は小堀倭加(神奈川・湘南工大付高)が8分30秒65の3位、森山幸美(日体大)は4位だった。

 非五輪種目の女子50メートル平泳ぎは鈴木聡美(ミキハウス)が30秒83の大会新記録で優勝、100メートル、リレーと合わせ、金メダルは3個となった。寺村美穂(セントラルスポーツ)は失格となった。男子50メートルバタフライは中尾駿一(山陽新聞社)が23秒88で4位、小堀勇気(ミズノ)は7位。 (共同)

◆日本勢頂点20年ぶり わずか0秒01差

 張り詰めた緊張感の中でスタートし、鍛え上げた体を目いっぱい動かす。男子100メートル自由形を制したのは塩浦。「最後はきつくてタイムを見るまで分からなかった。金メダルを取れてうれしい」。日本勢として同種目で20年ぶりにアジアの頂点に立った。

 「積極的にいこうと思っていた」と序盤から突っ込み、前半50メートルを22秒99で首位ターン。勢いよく飛び出した分、「詰まってくる感覚はあった」と追い上げられながらも、最後は0秒01差で先にタッチした。2位の中村は粘りが持ち味であるだけに「後半に差すつもりだった」と悔しさをにじませた。

 「勝てて良かった」と塩浦は胸をなで下ろす一方、狙っていた自己ベストに及ばない48秒71というタイムに反省の弁がこぼれた。「年明けはすごい良かったが、ピークが上がってこなかった」。爆発力を欠いた今夏に物足りなさを感じた。

 日本の自由形をけん引してきた2人だが、世界から後れを取ってきた種目で2年後に輝けるか。塩浦は「東京五輪までのプランを練習や試合を含めて考えて、結果を出せるようにしたい」と気を引き締めた。 (ジャカルタ・磯部旭弘)

 

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