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<ジャカルタ・アジア大会>瀬戸、攻めて金 400メートル個人メドレー

スポーツ

2018年8月23日 朝刊

男子400メートル個人メドレーで優勝しガッツポーズする瀬戸大也=榎戸直紀撮影

 男子の400メートル個人メドレーは瀬戸大也(ANA)が4分8秒79で優勝し、200メートルバタフライに続いて2個目の金メダルを手にした。萩野公介(ブリヂストン)は2位。100メートル平泳ぎを小関也朱篤(ミキハウス)が58秒86の大会新記録で制し、200メートルとの2冠を達成した。400メートルリレーの日本(塩浦、松元、中村、溝畑)は3分12秒68の大会新で勝った。

 2020年東京五輪の新種目、混合400メートルメドレーリレーで日本(入江、小関、池江、青木智)は3分41秒21で2位にとどまった。

 女子は100メートル背泳ぎで酒井夏海(スウィン南越谷)が59秒27で優勝し、小西杏奈(中京大)が2位で続いた。 (共同)

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 日本勢でのワンツーフィニッシュも、その差は歴然だった。

 序盤で抜け出した瀬戸が、萩野を置き去りにして一気に加速していく。男子400メートル個人メドレー決勝。「タイムよりも勝てたこと、納得いく形で泳げたことにガッツポーズが出た」。金メダリストが笑みを浮かべた。

 バタフライからテンポ良く移った背泳ぎは、直前までしっくりこなかった泳法。「キャッチがうまくいっていなかった」と決勝前に修正した。水をとらえて流れに乗ると、伸びのある平泳ぎで推進力を増していく。「だめだったところを克服できたのも良かった。価値あるレースだった」とうなずいた。

 積極的に泳ぐ覚悟は人一倍だった。昨年の世界選手権は3連覇を逃して銅メダル。「競り勝てるようなレースにチェンジしてしまった」と心に引っ掛かった。頂点の味を知っているからこそ、「最低限ここなら大丈夫だろう」と甘い考えが出ていたことを反省した。

 同じ後悔はもうしない。持ち味を生かして2年後の東京五輪で金メダルを取る姿をイメージする。「持久力をもう一度意識するなど五輪に向けてトレーニングする内容も明確に見えてきた」。攻める姿勢を貫き、さらに強化を図る。 (ジャカルタ・磯部旭弘)

 

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