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ダル、今季絶望 右肘痛再発

スポーツ

2018年8月22日 夕刊

ダルビッシュ有(ゲッティ・共同)

 【デトロイト=共同】カブスで右の上腕と肘の故障のため戦列を離れているダルビッシュが磁気共鳴画像装置(MRI)検査の結果、今季絶望になったと21日、テオ・エプスタイン編成本部長が電話会見で明らかにした。

 19日にマイナー戦で約2カ月ぶりに実戦登板した際、右肘に痛みを再発していた。ストレスがかかっているため疲労骨折につながる可能性があり、6週間は投球を控える。レンジャーズ時代の2015年に部分断裂が発覚し、再建手術を受けた靱帯(じんたい)には異常がなかったという。ジョー・マドン監督は敵地デトロイトでのタイガース戦の際に「来年には帰って来ることができればいい」と希望を語った。

 昨オフにドジャースをフリーエージェントになり、今季は6年総額1億2600万ドル(約139億円)の大型契約でカブスに移籍した。開幕から白星に恵まれず5月20日に初勝利を挙げたが、同26日に右上腕三頭筋の腱炎(けんえん)で故障者リストに入り、6月25日のマイナー戦で実戦復帰後に右肘の炎症などが判明していた。

 今季は8試合に登板し1勝3敗、防御率4・95だった。メジャー通算は57勝45敗、防御率3・49。

◆カブス1年目 故障続き

 ダルビッシュのカブス移籍1年目はレギュラーシーズンの佳境を前に終わった。昨季逃したワールドシリーズ制覇に懸け、今季はカブスに加入。巨額の契約で大きな期待を受けた中、4月は勝てなかった。5月は7日にインフルエンザのような症状で故障者リスト(DL)に入ると、ようやく白星が付いた直後の26日には右上腕の故障でまたもDL入りした。

 6月下旬には右肘にも異常が発覚し、フォームの修正や体のゆがみの矯正などに取り組み、今季中の復帰を目指し、今月19日に実戦登板するまでに回復していた。調整は前進と後退を繰り返し、マドン監督は「肉体的にも、恐らく精神的にも厳しい1年になってしまった」と苦渋の表情を浮かべた。手術歴がある右肘だけに、不安は尽きない。 (共同)

 

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