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若きなでしこ、初の決勝 スペインと対戦へ サッカー・U20W杯

スポーツ

2018年8月21日 夕刊

イングランドを下し決勝進出を決め、喜ぶ日本イレブン=バンヌで(ゲッティ・共同)

 【バンヌ(フランス)=共同】U−20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)は20日、当地で準決勝が行われ、日本とスペインがともに初の決勝進出を決めた。日本はイングランドを2−0で下し、スペインはフランスに1−0で競り勝った。

 決勝は24日午後7時半(日本時間25日午前2時半)から行われる。

 日本は前半22分に植木(日テレ)が3試合連続となる今大会5点目を決めて先制。同27分に遠藤(JFAアカデミー福島)の2試合連続ゴールで追加点を奪った。

 2大会連続6度目の出場となる日本のこれまでの最高成績は3位。今大会は1次リーグでもスペインと対戦し、0−1で敗れた。

◆パス回し相手消耗

 日本が2012、16年と過去に2度敗れている準決勝の壁を初めて突破した。堂々の試合運びを見せ、新たな歴史を刻んだ若きイレブンを池田監督は「世界一という目標にあと一つまで迫れた。選手のプレーには満足している」とたたえた。

 序盤は体格で勝る相手が球際でパワーを前面に出してきたが、主将の南は「分析していた通り」と冷静だった。小気味よくパスを回して相手を消耗させ、効果的な時間帯に得点した。

 前半22分に中央で林、遠藤とつないでペナルティーエリア内の植木へ。相手を背負った体勢から「得意な形が見えた」と反転して右足で左隅に突き刺した。5分後には宮沢のロングシュートがクロスバーに当たり、ただ一人はね返りを予測して走り続けた遠藤が無人のゴールに押し込んだ。

 後半は両チームとも運動量が落ちたが、林は「時間が進むにつれて相手は焦っていた」と指摘。前がかりになるイングランドに対し、無理をせず2点差を守り続けた。

 決勝は1次リーグで敗れたスペインとの再戦。背番号10の長野は「必ず勝って優勝したい」と最高の舞台での雪辱を期した。 (共同)

 

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