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20歳大里、ツアー初V ゴルフ・CATレディース最終日

スポーツ

2018年8月20日 朝刊

ツアー初優勝を果たし、両手を上げて喜ぶ大里桃子=大箱根CCで

 (19日・神奈川県大箱根CC=6704ヤード、パー73)

 首位から出た20歳の大里桃子が3バーディー、3ボギーの73にまとめ通算10アンダー、209でツアー初優勝を果たした。賞金1080万円を獲得した。森田遥が2打差の2位。

 飯島茜、菊地絵理香、アン・ソンジュ(韓国)が通算7アンダーの3位。香妻琴乃、吉本ひかる、酒井美紀、穴井詩らが6位。大会2連覇中のイ・ボミ(韓国)は26位だった。

◆重圧最終18番 圧巻ショット

 勝負は最終18番(パー5)にもつれ込んだ。初の最終日最終組で回る大里が1打差、初優勝へ重圧が増す中、第3打をピン20センチにつけるスーパーショットでうれしい勝利を呼び込んだ。

 「苦しい一日。最後は達成感いっぱいのパットだった」。涙や派手なガッツポーズはない。ウイニングボールを短パンのポケットに滑り込ませ、観客に何度も会釈した。

 父の充さんがキャディーの二人三脚。1番バーディーで4打差の場面を「本音を言うと、おはようバーディーは良くない」。その後はスコアを伸ばせず、8、9番で連続ボギーなど苦戦した。

 「大きかった」という14番3・5メートルのパーセーブは「自分の思うように打ちたい」と父に直訴。18番は「父から好きなように打てと言われた」。「負けず嫌い」(充さん)が勝負で後押しした。

 「黄金世代」と言われる1998年生まれ。熊本国府高1年の時、同い年の勝みなみがツアー史上最年少優勝し「負けてられない」とプロへの夢を大きくした。夢は正夢となり、さらに膨らむ。どんどん活躍し、2年前の熊本地震の被災者に「元気を届けられる選手になりたい」と胸を張った。

 

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