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田中、10勝目ならず 粘投で2失点 連敗も前向き

スポーツ

2018年8月17日 夕刊

 【アーリントン=共同】16日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は当地でのレンジャーズ戦に5月27日以来の「4番・指名打者」で出場し、一回に中前適時打を放って4打数1安打1打点、1得点で2三振だった。チームは6−8で敗れ、3連勝で止まった。

 ヤンキースの田中はレイズ戦に先発し、6回を9安打2失点で4敗目(9勝)を喫した。自身の日本投手最長記録を更新するデビューから5年連続の2桁勝利は持ち越しとなった。試合は1−3だった。

 パドレスの牧田はダイヤモンドバックス戦で0−5の一回途中に2番手で登板し、3回1/3を1安打無失点、3三振3四球だった。

      ◇

 最悪の立ち上がりから見事な粘りを発揮した。田中は毎回の9安打を浴びながら二回以降は無失点。打線の援護なく今季自身初の連敗にも「投げるコース、攻め方は二回以降はアジャストできた。そこに関しては良かった」と暗さはなかった。

 日頃から「投手の永遠のテーマ」と表現する一回、変化球を制球できずに次々とバットで捉えられた。先頭から4連打で2失点。ここで崩れず、1死三塁のピンチを連続三振で切り抜けて修正の糸口をつかむ。二回からは攻める姿勢を意識し、相手の裏をかく配球で決定打を許さなかった。

 投球以外でも場内を沸かせた。六回2死二塁では素早いターンからの送球で走者を刺し「してやったり」と、けん制で2個目のアウトを奪う。一塁へのカバーも隙のない動きで「自分を助けることにもなる。ずっと大事にしてきていること」と自負をにじませた。

 2試合続けて1得点と打線に元気がなく、ブーン監督は「いい投球だった。攻撃で十分な援護ができなかった」と右腕をかばった。先発の役目を果たしていけば、足踏みが続く5年連続の2桁勝利も自然と見えてくる。 (共同)

 

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