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二松学舎8強逃す 山田が強肩魅せた

スポーツ

2018年8月17日 朝刊

8回裏浦和学院無死一塁、渡辺の送りバントを処理する捕手山田

◇全国高校野球選手権 浦和学院6−0二松学舎大付

 傾いた流れを止めることはできなかった。1年生で先発マスクをかぶった二松学舎大付の山田は「バッテリーが崩れてしまった。3年生を勝たせたかったので悔しい」と涙が止まらなかった。

 初戦の広陵戦に続いて上級生をリードした。断続的な雨で投手の手元が狂いやすいため、内角攻めはあきらめ、外の直球の出し入れで勝負した。しかし、そこを浦和学院に踏み込まれ、三回と五回に連打を浴びて失点した。「一発で仕留めてくる厳しさを感じた」と振り返った。

 配球面では苦しんだが、強肩捕手として高い素質を見せた。三回無死一塁で「来ると思っていた」とバントにすかさず反応し、矢のような送球で二塁封殺にした。四回には初戦に続いて盗塁を阻止し、「自分の肩が通用するのが分かった」と悔しさの中に手応えはつかんだ。

 この日は3年生のエース岸川がサインに首を振っても、譲らなかった。岸川は「いつもそうなので」と苦笑いしつつ「1年生だけどよく頑張ってくれた」と感謝。上級生たちがのびのびとプレーさせてくれたと感じる山田は「これから4季連続で帰ってきたい」と前を向いた。 (平井良信)

 

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