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復活ウッズ、主役に 全米プロで2位

スポーツ

2018年8月14日 朝刊

最終ラウンド、18番でバーディーパットを決め、ガッツポーズするタイガー・ウッズ。通算14アンダーで2位=ベルリーブCCで(共同)

 【セントルイス=共同】男子の全米プロ選手権は12日、当地のベルリーブCC(パー70)で最終ラウンドが行われ、66で回ったブルックス・ケプカ(米国)が通算16アンダー、大会史上最少スコアの264でメジャー通算3勝目を挙げた。タイガー・ウッズ(米国)が4打差6位から64と猛追し2位に入った。

 「ここまで戻って来られるとは」と感慨を語ったウッズ。2打及ばなかったが、おなじみの赤の勝負服でバーディーを連発し主役となった。8番(パー5)では左のギャラリー、右のバンカーに打ち込みながら寄せてバーディー。不安定な第1打をスーパーショットでカバーし、見事な小技で仕留める姿は全盛期をほうふつとさせた。最後も6メートルのパットを沈め、派手に拳を振り上げた。

 4度という腰の手術を経験し、過去2シーズンはほとんど試合に出ていない。体に負担の小さなスイングに変え、今も日々の体調に神経をとがらせる。それでも「ゴルフは忘れていない」。15度目のメジャー制覇を見届けようと、競泳男子の「怪物」マイケル・フェルプスさん(米国)を含む大観衆が見守った。ケプカが「コースの全員に聞こえていた」と驚く声援に、総合力で応えた。

 そんな中で、ケプカも底力を発揮した。勝負どころの後半にボギーなしで2バーディー。42歳のスーパースターは「以前、一緒に練習で回った時も340〜350ヤードも飛ばしていた。パットも得意。そんな選手が真っすぐ打ったら、上回るのは難しい」と脱帽した。憧れの人に競り勝った14歳年下のスター候補は「こんなふうにメジャーで戦えるなんて夢にも思わなかった」と喜びもひとしおだった。

 

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