XMenu

「勝って初めてうれし涙」 ナガマツ、4番手から栄冠 バドミントン・世界選手権

スポーツ

2018年8月6日 朝刊

 福島のショットが外れ、1時間35分の激闘に終止符が打たれた。抱き合って喜ぶ永原と松本。日本勢が4強のうち3組を占めた女子ダブルスは、大会前は日本の4番手とみられていた初出場の若い2人が制した。永原は「勝って初めてうれし涙を流せた」とタオルを目に押し当てた。

 2年連続決勝進出の福島、広田組を相手に一歩も引かなかった。1ゲームずつを取り合って迎えた最終ゲーム。18−20とマッチポイントを握られてから3連続得点で逆転。ここでも冷静だった。「1点を取りにいくと力が入ると思って『ここから3点取りにいこう』と話をした」と松本。次のプレーで栄冠を手にした。

 170センチの永原と177センチの松本は日本女子では異色とも言える長身ペア。その特長を生かすため男子選手のプレーを参考にしている。リオデジャネイロ五輪8強の早川賢一、遠藤大由組の動画も見て研究しているという。

 北都銀行に入り、初めて組んだ時は「全然駄目だった。遠慮しながら何も言わず、相手をうかがいながらのプレーが多かった」と松本は振り返る。結成から5年目。親密に話し合えるようになった2人の22歳が世界の頂に立った。 (共同)

<永原 和可那(ながはら・わかな)> 青森山田高時代の13年高校総体女子ダブルス優勝。松本とのペアで17年全日本総合選手権3位。北都銀行。170センチ、61キロ。22歳。北海道出身。

<松本 麻佑(まつもと・まゆ)> 永原と組んで17年カナダ・オープン優勝、今年7月のインドネシア・オープン準優勝。北海道・とわの森三愛高出、北都銀行。177センチ、68キロ。22歳。北海道出身。 (共同)

 

この記事を印刷する