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桃田3年ぶり表彰台 バドミントン世界選手権 日本勢史上最多のメダル6個

スポーツ

2018年8月4日 朝刊

男子シングルス準々決勝でインド選手に勝利した桃田賢斗=南京で(共同)

 【南京=共同】世界選手権第5日は3日、当地で各種目の準々決勝が行われ、日本勢はシングルスで男子の桃田賢斗(NTT東日本)と女子の山口茜(再春館製薬所)、ダブルスで男女4組が勝ち、銅メダル以上を確定させた。世界選手権のメダル6個獲得は、日本勢にとって前回の4個を上回る史上最多。

 桃田はインド選手に2−0で快勝し、山口は中国選手に2−1で競り勝った。女子で前回優勝の奥原希望(日本ユニシス)も出場。

 ダブルスは男子で前回銅メダルの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が第1シードのインドネシアペアを2−0で破った。女子は米元小春、田中志穂組(北都銀行)と前回銀メダルの福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が勝ち、準決勝で対戦する。初出場の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)も勝ち進み、4強のうち3組を日本勢が占めた。

 3位決定戦がないため、準々決勝に勝てば銅メダル以上が確定する。

◆体力底上げで進化

 3年前の自分に並んだ。男子シングルスの桃田は前回出場した2015年大会の3位に続く表彰台を決め「シード選手が棄権し、準決勝以上に残らないといけない重圧があったが、楽しみながらプレーできた」と素直に喜んだ。序盤から攻めて格下を寄せ付けず「最初から脚を動かして主導権を握ろうと思った」と納得した。

 16年4月に発覚した違法賭博問題による無期限の出場停止処分中もバドミントンを嫌いになることはなかった。「世界トップの人たちと戦うにはフィジカルで劣っていたら駄目だ」と走り込んだ。体つきは変わり、筋肉量は同じながら体脂肪率は「4%ぐらい減った」という。

 技術に頼りがちだったプレーは体力面の底上げで一段上のレベルに進化した。「体がぶれても真ん中に戻るのが速くなっている」。足を使った守備から素早く攻撃に転じる形が持ち味となった。

 世界一を視界にとらえた。日本のエースは「浮かれずに気持ちを整えていきたい。優勝したいけど、まずは明日(4日)」と準決勝を見据えた。 (共同)

 

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