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中日・京田、驚きの好走塁 犠飛で二塁から生還

スポーツ

2018年8月1日 朝刊

3回中日1死満塁、大島の中犠飛で二塁から一気に生還する京田=ナゴヤドームで

◇中日7−2阪神

 3連勝の中日は要所で粘ったガルシアが7回2失点でリーグトップに並ぶ11勝目。先発全員安打の13安打で、0−1の三回に武山の適時打と大島の犠飛で3得点と逆転、七回は藤井の3ランで突き放した。阪神は岩貞が五回途中4失点。

      ◇

 驚きのプレーが、ナゴヤドームを大いに盛り上げた。中日は三回、武山の適時打で追いつき、なおも1死満塁と阪神の先発岩貞を追い詰める。

 大島の放った鋭い飛球が中堅を襲う。懸命に追った俊介は、右に切れた打球を最後は倒れ込みながら捕球。犠飛には十分だ。三塁走者のガルシアが悠々と勝ち越しのホームを踏む。

 その後方で、猛然とダイヤモンドを駆ける一つの影。二塁走者の京田が三塁を蹴った。捕球して倒れていた俊介の、不十分な体勢からの返球を見逃さなかった。観察眼、スピード、そして度胸。三位一体の好走塁で、二塁から見事に生還してみせた。

 「京田が素晴らしい走塁をしてくれた。2点入ってうれしい」と大島。だが京田は「そんなに珍しくない」と涼しげに振り返る。「打球も不規則で体勢も悪かった。最初から本塁へ行く気だった」

 京田の攻撃面の魅力は、積極的な打撃と俊足。ここ8試合中、7試合で1番に座り、打線のけん引役を担っている。29日の巨人戦では、一回に中前打で出塁すると「行けたら行けとずっと指示が出ているので」と次打者の初球、リーグを代表する強肩、小林から二盗に成功。プロ初登板、初先発だった高田にこれでもかとプレッシャーを掛け、一挙4得点を呼び込んだ。

 この日も左翼線へ落とすしぶとい安打で出塁し、自慢の俊足で本塁を陥れた。これで3試合連続で安打、得点をマーク。存在感を増しているリードオフマンの活躍が、チームを3連勝へと導いた。 (高橋隆太郎)

 

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