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フィギュア世界銀・町田さん、プロ引退 第二の人生 夢は教授

スポーツ

2018年7月24日 夕刊

アイスショーで「ボレロ」を披露する町田樹さん=東京都内で

 男子で2014年世界選手権銀メダルの町田樹さんが、同年末の現役引退後から続けてきたプロ活動にも28歳で幕を下ろす。第二の人生の夢は大学教授。多くのファンに愛された個性派スケーターは「さよならは言いません。将来的には研究者としてフィギュア界に必ずや貢献できるように頑張る」と決意を口にした。

 現役引退後に早大大学院スポーツ科学研究科に進学し、現在は博士課程。今年4月から慶大と法大で非常勤講師として体育の授業で「ダンス講師」も務めている。学業に重点を置きながらも、二足のわらじでリンクに立ってきたが「この辺で研究一本に絞るべきだ」と決断したという。

 現役最後のシーズンにフリーで使用したベートーベンの「交響曲第9番」では「壮大な世界を表現するのに4分半では足りない」と、曲をより長く流すために冒頭でポーズを取って静止し、20秒近く動きださない斬新な演出をしたことも。プロとなっても一般的な演技の2倍近い約8分の「ボレロ」や「ドンキホーテ」を披露。「パフォーマーとしてのキャリアは存分に歩ませてもらった」と語った。14年ソチ冬季五輪にともに出場した高橋大輔は現役復帰を発表したが、「氷の上はもうない」と断言。10月6日にさいたまスーパーアリーナで開催されるアイスショーが最後になる。

 

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