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探求者ボルシンガー、11連勝 外国人最長タイ

スポーツ

2018年7月22日 朝刊

11連勝で12勝目を挙げたロッテのボルシンガー=ZOZOマリンで

◇ロッテ2−1オリックス

 ロッテは0−1の七回、田村の2点適時打で逆転した。ボルシンガーは8回1失点と好投、11連勝で両リーグ最多となる12勝目を挙げた。益田が今季初セーブ。オリックスは山岡が打線の援護に恵まれず7連敗で9敗目を喫した。

 ◇ 

 「彼がいなかったら、この場にいない」。ロッテのボルシンガーはお立ち台で開口一番、女房役に感謝の言葉を重ねた。田村のリードと打撃にも助けられ、8回を6安打1失点の好投。南海(現ソフトバンク)のスタンカ、巨人のマイコラスに並ぶ外国人投手のシーズン最多連勝記録「11」をマークした。

 バッテリーの息が合った。的を絞らせないよう変化球を巧みに織り交ぜ、「うまく良いところが出せた」と粘り強く投げ抜いた。この球場特有の強風がより変化を際立たせる。五回に先制のソロ本塁打を浴び、さらに1死三塁のピンチを招いたが、「パニックになることはなかった」。しっかり後続に内野ゴロを打たせ、追加点は許さなかった。

 奮闘する相棒を田村が援護。1点を追う七回1死二、三塁、「何とかバットに当てようとした」。吉田一の低めのボール球に食らいつき、中前にはじき返して逆転勝ちを引き寄せた。

 ボルシンガーに剛速球があるわけではない。「前にも対戦したチーム。カーブ、スライダー、直球。どこに投げればいいか把握している」。相手打者を観察し、気付いたことをメモに取るなど研究熱心な姿勢と、捕手との良好な関係が巧みな投球を支えている。そんな頼もしい助っ人に井口監督も「努力している」と賛辞を惜しまない。

 本拠地では7戦7勝と「不敗神話」も継続。「この風が大好き」と、マリン名物を味方につける右腕の勢いは、しばらく止まりそうもない。 (唐沢裕亮)

 

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