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ヤっと連敗脱出 九回つないだ逆転劇 プロ野球後半戦スタート

スポーツ

2018年7月17日 朝刊

9回ヤクルト1死一、二塁、中村の2点二塁打で、勝ち越し打を放った一走谷内(46)が生還。ベンチでナインに迎えられる=横浜で

◇ヤクルト5−2DeNA

 ヤクルトが連敗を8で止めた。0−1の九回に山田哲の適時打で追い付き、代打谷内の2点適時打と中村の2点二塁打で畳み掛けた。2番手の中尾が7勝目。DeNAは抑えの山崎が4年目で自己最悪の5失点と崩れ、チームは3連敗。

 ◇ 

 DeNAファンの歓声がしぼんでいくのとは対照的に、左翼席の一部に陣取ったヤクルトファンは活気づいた。打者一巡で一挙5点。連敗を8で止めた九回の猛攻に、小川監督も「見事」とうなった。

 八回までは遠かった本塁を次々と駆け抜けた。無死一塁で、まずは山田哲。二遊間への打球が二塁ベースに当たって、右翼へと転々とする間に一塁から青木が同点のホームを踏む。その後、1死満塁となり、代打・谷内(やち)。追い込まれながらも山崎の149キロに食らい付き、前進守備の三遊間を割った。

 谷内は「みんながつないでくれたチャンス。何とかしたいと思っていた」。2点を勝ち越すと、中村も左中間へ2点適時二塁打を放ち、勝負は決した。交流戦では初めて最高勝率チームに輝き、一時は勝率を5割に戻したが、リーグ戦再開後は苦しんだ。前半戦を8連敗で終え、迎えた後半戦。土壇場で勝ちを拾い、小川監督は「執念、つなぐ意識が出ていた」とたたえた。

 昨季は球団ワーストの96敗と屈辱にまみれたが、地力が備わりつつあるのは、交流戦で証明済み。再び上昇気流に乗れるか。「今日の勝ちを生かすには明日の試合が大事」。指揮官の言葉に力がこもった。(中川耕平)

 

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