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栃ノ心も休場 横綱、大関4人目右足親指負傷

スポーツ

2018年7月15日 朝刊

休場が決まり、取材に応じる大関栃ノ心

◇大相撲名古屋場所<7日目>

 関脇御嶽海は平幕の琴奨菊を力強く寄り切って7連勝。単独首位をキープした。

 かど番の2大関は明暗。高安は阿炎を寄り倒して5勝目を挙げたが、豪栄道は貴景勝に突き落とされて3敗目を喫した。関脇逸ノ城は3勝目。

 全勝の御嶽海を1敗で平幕の遠藤、千代大龍、朝乃山の3人が追い、2敗で高安、平幕の魁聖ら5人が続く展開となった。

◆栃ノ心「変な相撲取れない」苦渋決断

 西大関栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=が名古屋場所7日目の14日、日本相撲協会に「右母趾MP関節側副靱帯(じんたい)損傷で約1カ月間の休業、加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。初黒星を喫した6日目に右足親指を痛めた。新大関の休場は2000年夏場所に全休の武双山以来。

 栃ノ心はこのまま休んで負け越せば9月の秋場所はかど番となるが、回復次第で再出場の意思があり、師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「痛みが劇的に改善したら出る」と説明した。栃ノ心の休場は17年初場所以来7度目。

 出場の道を探ったが、右足に体重をかけられない。無念の休場。栃ノ心は14日の朝稽古後に取材に応じ、前日の玉鷲戦で痛めた右足親指の状態について「靱帯(じんたい)が全部ではないけどちょっと切れて、昨日より腫れている。申し訳ないけど変な相撲は取れない」と明かした。

 この日の朝は、普段と同じようにまわしを締めて稽古場に姿を現した。右足指にはテーピングを施した状態。恐る恐る10回ほど四股を踏んだ。厳しい表情になると師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が近寄り、言葉を交わす。それ以降、四股を踏むことはなかった。

 「横綱が休んでいるので責任を果たそうという気は十分にあったが、状態を確かめてみたら駄目だった」と親方。腫れや痛みもひどく相撲を取れる状態ではなかった。栃ノ心は「2、3日冷やして良くなったら、また取りたい」。再出場に意欲を見せるが状況は厳しそうだ。 (禰宜田功)

 

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