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清宮、登竜門で1発 フレッシュオールスター

スポーツ

2018年7月13日 朝刊

4回、清宮が右翼ポール際に本塁打を放つ。捕手中村奨=弘前で

 プロ野球の若手有望株によるフレッシュオールスターゲームが12日、青森県の弘前市運動公園野球場で行われ、ウエスタン・リーグ選抜が3−1でイースタン・リーグ選抜に競り勝った。通算成績はウエスタン選抜の28勝20敗6分けとなった。

 バックスクリーンへ本塁打を放った中日の石垣が最優秀選手(MVP)に選出され、賞金100万円を獲得した。

 ウエスタン選抜は三回、福田(オリックス)の安打に失策が絡んで1点を先制すると西村(オリックス)の適時打で加点。四回には石垣(中日)のソロでリードを広げた。

 イースタン選抜は清宮(日本ハム)のソロによる1点に終わった。

◆ライバル前に完璧なアーチ

 四回、清宮の打球が右翼席に突き刺さると、ファンの歓声は最高潮に達した。藤嶋(中日)のカーブを完璧に仕留め、「変化球にタイミングが合わせられて良かった。1本打ててうれしい」と笑顔を見せた。やはり清宮にはアーチがよく似合う。気持ちが高ぶるのも無理はない。全イのクリーンアップは3番清宮から4番村上(ヤクルト)、5番安田(ロッテ)と続く。3人とも高卒ドラフト1位の長距離砲だ。清宮は「フリー打撃から(2人は)すごい打球を飛ばしていた。お互いに高め合っていけたら」と話した。

 1軍の試合も経験している清宮と違い、村上と安田は2軍でじっくりと鍛えられている。村上は15本塁打の清宮には及ばないものの、10本塁打をマーク。13盗塁はリーグトップだ。この日も1安打と1盗塁とアピールしたが、「ここで活躍するのが目標ではない。目指しているのはもっと上のレベル」と納得しない。

 「全力プレー」を公言した安田は、気持ち良いほどのフルスイングで立ち向かったが、無安打2三振と結果は伴わなかった。

 かつてはイチロー(マリナーズ)や青木(ヤクルト)がMVPを獲得し、スター街道を突き進んだ。そのスターへの登竜門で、やはりというべきか、清宮は結果を出した。「ジンクスが受け継がれるよう頑張る」と真顔で言った。

 (牧田幸夫)

 

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