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首相、総裁3選に意欲 地元で会合 「改憲取り組む時」強調

政治

2018年8月12日 朝刊

地元の山口市で開かれた自民党山口県連の会合で、気勢を上げる安倍首相ら。右は昭恵夫人=11日午後

 安倍晋三首相は十一日、地元の山口県で開かれた党会合で「六年前に総裁選に出た時の志は微塵(みじん)も変わらない」と述べ、九月の党総裁選での連続三選に意欲を示した。自衛隊を憲法に明記する九条改憲に「大きな責任を持っている」と強調。「いよいよ憲法改正に取り組むべき時を迎えた」と総裁選で改憲を訴えていく考えを示した。

 総裁選には、石破茂元幹事長が十日に出馬を正式に表明しており、両氏の一騎打ちとなる公算になった。

 首相は会合で、九条改憲に関し「教科書に自衛隊違憲論の記述がある。私たちはこの状況に終止符を打つ大きな責任を持っている。自民党の責任であり、今を生きる政治家の責任だ」と訴え。石破氏が九条改憲を優先しない考えを示したのに対抗し、九条優先の姿勢を打ち出した。

 この日は正式な出馬表明を見送り、「志を支える気力、体力が十分かと自らに問いながら、最終的に判断したい。長州出身の政治家として正しい判断をしたい」と語った。

 森友学園を巡る財務省の決裁文書改ざんなどを念頭に「行政に対する信頼を揺るがすさまざまな出来事があった。行政府の長としてその責任を痛感している」と表明。「再発防止を徹底して進め、組織を立て直していくことで、その責任を果たしていく」と話した。

 

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