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「辺野古移設、許せぬ」 学者・作家ら72人が賛同呼び掛け

社会

2018年9月8日 朝刊

辺野古基地建設の撤回を求めて共同声明を発表する学者ら=7日、衆院第2議員会館で

 翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選(十三日告示、三十日投開票)を前に、学者や作家でつくる「普天間・辺野古問題を考える会」が七日、東京都千代田区の衆院第二議員会館で会見し、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する七十二人の共同声明を発表した。

 作家の赤川次郎さんや瀬戸内寂聴さん、同会代表の宮本憲一・滋賀大名誉教授(経済学)らが名を連ねた声明では、政府が計画する辺野古沿岸部の埋め立てについて「貴重な自然の破壊であると同時に沖縄の声を無視している」と指摘。翁長知事の遺志に基づいて八月三十一日に前知事の埋め立て承認を撤回した沖縄県を支持し、「断じて容認できない」と建設中止を求めた。

 会見に出席した作家の沢地久枝さんは、基地をめぐる歴史的経緯から「この国は沖縄に対して何をしてもいいと思っている」と批判。宮本名誉教授は知事選後に政府が土砂投入に踏み切る可能性を危ぶみ、「できるだけ多くの賛同を集めたい」と語った。同会はインターネットなどを通じて署名を集め、知事選の投開票日前に政府に提出する方針。 (原田遼)

 

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