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「帰りたい」早朝から列 新千歳空港再開 手続きに大混雑

社会

2018年9月7日 夕刊

新千歳空港で運航再開を待つ大勢の人たち=7日午前9時56分

 北海道千歳市の新千歳空港では七日午前、運航が再開された。いち早く帰宅を望む利用者らは早朝から行列をつくり、搭乗手続きが始まると、一斉に手続きカウンターに向かい、大変な混雑となった。

 新千歳空港は、地震の影響で停電や天井や壁がはがれる被害が出て六日は全便が欠航。七日は普段より約二時間遅い午前八時半に入り口が開かれ、利用者たちは搭乗手続きが始まる午前十時まで、ぐったりとした表情でしゃがみ込んだり、壁にもたれ掛かったりして搭乗を待ちわびた。

 友人たちと旅行で訪れた大学二年の松岡里佳さん(19)=東京都目黒区=は、六日は帰りの飛行機が欠航になり、ホテルも空きが無かったため、札幌市内の避難所で夜を明かした。「午前五時前に避難所を出て、空港の列に並んでいる。早く帰りたい」と話した。

 道東地方でサケ釣りを楽しんだという三重県鈴鹿市の女性(72)は「友人に空港までの約五百キロを運転してもらい、朝五時から並んでいる。一刻も早くお風呂に入りたい」と言って目をつむった。 (小沢慧一)

 

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