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北海道地震 生活直撃 食料、明かり求め行列

社会

2018年9月6日 夕刊

 札幌市の中心街では停電のため営業を取りやめるコンビニやファストフード店があったほか、営業している店舗では食料品などを求める人が列をなしたり、信号が消えたりするなど混乱の様相を呈していた。

 早朝にもかかわらず中央区のコンビニでは、停電で暗い店内にパンや飲み物などを求める多くの人の姿が。ソウルからの観光客の女性(27)は「心配なので」とカップ麺やサラダなどを購入。昨日来たばかりといい「地震が起きて残念」と肩を落とした。

 区内のディスカウント店前には乾電池や懐中電灯などを目当てに百メートルもの長蛇の列。懐中電灯やモバイルバッテリーなどを購入した近くの谷友希さん(31)はツイッター情報を基に訪れたといい「取りあえず明かりがないと。これからパンなど調理せず食べられる物を何日分か買い込みに行く予定」と先を急いだ。

 信号が消えているため、乗用車やタクシーが徐行しながら交差点に進入したり、交差する車同士が互いに進路を譲り合う光景も見られた。タクシーで職場に向かったパート従業員の女性(57)は「札幌で生まれ育ったが、こんなことは初めて。これを機に非常食など災害に備えたい」と話した。 (唐沢裕亮)

 

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