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大屋根 折り紙のように 建設中の「品川新駅」公開

社会

2018年8月29日 夕刊

報道公開された山手線と京浜東北線の田町−品川間に建設中の新駅の工事現場(隈崎稔樹撮影)

 JR東日本は二十九日、山手線・京浜東北線の田町−品川駅間に建設中の品川新駅(仮称)の工事現場を報道陣に公開した。折り紙をイメージさせる、ガラス繊維を織り込んだ白い幕を張った大屋根や、木材を使った柱が特徴だ。

 新駅の駅舎は地上三階建て、総床面積約七千六百平方メートル。一階にホーム、二階に改札、三階に店舗が入る。

 東京五輪・パラリンピック前の二〇二〇年春に開業を予定しており、駅周辺の再開発も含めた本格開業は二四年の見通し。

建設中の品川新駅の前で、デザインのコンセプトを説明する建築家の隈研吾氏(中)=29日午前、東京都港区で(隈崎稔樹撮影)

 昨年二月に着工し、現在の進捗(しんちょく)率は七割ほどで、駅舎の大屋根や骨組みがほぼ完成。京浜東北線の南行列車はすでに新駅のレールを走っている。

 新国立競技場を手掛けた建築家・隈(くま)研吾さんがデザインした。この日、隈さんは現場で報道陣に「白い幕と木の間から光が差してくる障子のような効果と、折り紙のように繊細な幾何学模様の屋根で日本らしさをアピールできれば」と話した。

 新駅は山手線では三十番目の駅で、田町−品川間の品川寄り。三百メートル離れた都営浅草線の泉岳寺駅と連絡通路で結ばれる。

 今年六月末に締め切られた新駅の名称公募には約六万四千案が寄せられた。JR東日本は、これらの案を参考に名称を決定、今年冬ごろ発表する。

 

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