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ヘリ墜落「自爆、お粗末」 太田市長、防災訓練で発言

社会

2018年8月27日 朝刊

清水聖義市長

 群馬県太田市の清水聖義(まさよし)市長が二十五日に開かれた市総合防災訓練のあいさつで、乗員九人全員が死亡した県防災ヘリコプター「はるな」の墜落事故について「防災をやるものが自爆した。お粗末だ」などと発言していたことが二十六日、分かった。

 訓練を主催した同市の広報課によると、清水市長は参加した市民ら八百人を前にあいさつし、ヘリ墜落事故について言及した。総合防災訓練はヘリ事故発生前に予定を決めており、「はるな」も参加するはずだった。

 発言について清水市長は二十六日、「事故に遭われた方々に関しての発言では絶対にない。誤解し、不快に思われた方がいたら大変申し訳ない」と謝罪のコメントを出した。

 事故を巡っては、ヘリの運航を受託している東邦航空(東京都)の担当者が実際の飛行ルートとは異なる飛行計画を提出したほか、ヘリが消息不明の最中に「到着した」と国に報告するなど運航管理のずさんさが判明している。

 清水市長は「運航管理、機体管理の面で『お粗末』ということを思っていて頭に残っていたのだろう。ヘリが事故のために参加できず残念だったというあいさつの中で、自分ではしゃべったつもりはないが、無意識に言葉に出てしまったのかもしれない」と釈明した。

 

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