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首都大15年で幕 20年4月「都立大」復活決定

社会

2018年8月25日 朝刊

 東京都の小池百合子知事は24日、首都大学東京(八王子市など)の名称を、かつての東京都立大学に変更すると発表した。2020年4月の改名に向けて手続きに入る。首都大は知名度不足が課題で、学生らから改善を求める声が出ていた。05年に都立4大学を統合して発足した首都大の名称は、15年で幕を閉じることになる。

 小池知事は定例記者会見で「都立の大学であることを分かりやすく発信することで、教育や研究の成果を都政に還元する大学の存在意義が明確になる」と表明した。都は来年2月に名称変更の議案を都議会に提出。可決されれば、運営する公立大学法人首都大学東京が同4月に文部科学省に変更を届け出る。

 首都大は05年4月、都立大、都立科学技術大学、都立保健科学大学、都立短期大学を統合して発足した。民間会社が昨年実施した調査では、認知度が首都圏120大学中57位。大学名は十分浸透しておらず、学生アンケートの「改善してほしい点」(複数回答)でも「大学名・知名度」が最多の46%に上っていた。 (榊原智康)

 

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