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タミフル10代投与再開 厚労省容認 異常行動に注意喚起

社会

2018年8月22日 朝刊

 厚生労働省は二十一日、高い所からの飛び降りといった異常行動が報告されたため原則禁止としていた十代患者へのインフルエンザ治療薬「タミフル」の投与を、同日から再び認めたと明らかにした。

 専門家会議が、異常行動とタミフルに因果関係があるとは言えないと判断したのが理由。

 国の調査では、異常行動は薬の服用の有無や種類に関係なく起きていた。今後は、特に小学校入学以降の未成年者がインフルエンザになった場合、発熱から少なくとも二日間は、家の外に飛び出さないよう、玄関や窓の鍵を掛け、ベランダに面していない部屋や一階で寝かせることなどを呼び掛ける。

 タミフルを巡っては、服用した中学生が自宅マンションから転落死する事故が相次ぎ、二〇〇七年から十代への投与が原則禁止となっていた。

 一方、リレンザやイナビルといった他の薬については、異常行動への注意喚起はされていたものの投与可能だった。専門家からは使いやすい飲み薬として、タミフルの十代への使用再開を求める声が上がっていた。

 

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