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市立呉高、広島で最も早い始業式 豪雨「早く復旧を」

社会

2018年8月17日 夕刊

広島県呉市の市立呉高で行われた始業式で、校内放送で校長の話を聞く生徒=17日午前

 西日本豪雨の土砂災害で交通網が寸断されるなど大きな被害が出た広島県呉市にある市立呉高で十七日、県内の公立学校で最も早い始業式が行われた。豪雨の影響で例年より一週間早めた。登校時間は通常午前八時半までとしていたが、鉄道の不通が続き通学の困難が予想される生徒のために、今回は午前十時にした。

 同校では、豪雨の影響で七月六日に授業を途中で打ち切り、それ以降授業を行わないまま夏休みとなった。一学期の終業式は同二十日に実施した。

 西本昌弘教頭によると、今回の始業式は生徒が実際に通学できるかを確認するための実態調査を兼ねており、通学に関するアンケートも実施。西山光人校長は「不安もあるスタートだが、生徒たちの様子を注意深く見守っていきたい」と話した。通学できない生徒もいるため、場合によっては出張講座も検討する。

 呉市に住む三年生の宮本莉乃さん(17)と徳沢美玖さん(17)は宮本さんの母親が運転する車で一緒に登校した。普段は電車で通学している宮本さんは「母親の負担になるので早く復旧してほしい」と話した。

 県教育委員会によると、他の公立校でも例年より早く今月二十日から順次、二学期が始まる。

 

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