XMenu

アレサ・フランクリンさん死去 76歳、「ソウルの女王」

社会

2018年8月17日 朝刊

米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンでのコンサートで熱唱するアレサ・フランクリンさん=1968年6月(ゲッティ・共同)

 【ロサンゼルス=共同】「ソウルの女王」と呼ばれた米音楽界を代表する黒人女性歌手、アレサ・フランクリンさんが十六日、中西部ミシガン州デトロイトの自宅で死去した。七十六歳だった。米メディアが伝えた。がんを患い数日前から危篤状態とされていた。今春には音楽フェスティバルの出演やコンサートが直前になって医師の診断でキャンセルされていた。

 一九四二年、南部テネシー州メンフィスで生まれ、デトロイトで育った。美声で有名な牧師を父親に持ち、幼少時から教会でゴスペルを歌って過ごした。六一年にデビュー。六〇年代後半にアトランティック・レコードに移籍し「貴方だけを愛して」「リスペクト」「ナチュラル・ウーマン」「小さな願い」などが大ヒットした。

 圧倒的な歌唱力でソウル音楽の発展に多大な功績を残し「レディ・ソウル」の愛称も。ビートルズの「レット・イット・ビー」などをカバー。ジェームス・ブラウンら多くの黒人ミュージシャンらと映画「ブルース・ブラザース」に出演、話題となった。グラミー賞を計十八回受賞したほか、女性アーティストとして初めて「ロックの殿堂」入りを果たした。オバマ大統領らの就任式でも熱唱した。二〇一七年を最後にツアーをやめると公表。一七年十一月、ニューヨークでのステージが最後のパフォーマンスとなった。

 

この記事を印刷する