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原発避難千葉訴訟 原告13世帯が控訴 「国の責任認めさせたい」東電も控訴

社会

2017年10月6日 朝刊

 東京電力福島第一原発事故で福島県から千葉県などに避難した十八世帯四十五人が国と東電に損害賠償を求めた訴訟で、十三世帯三十二人が五日、国の責任を認めず、東電だけに一部賠償を命じた千葉地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。東電も同日、控訴した。

 控訴後に原告側弁護団が記者会見し、福武公子弁護士は「控訴審では国の責任を認めさせたい」と述べた。九月二十二日の千葉地裁判決は、国は巨大津波を予測できたとしつつも、「対策を講じても事故を回避できなかった可能性がある」として、国への請求を棄却した。弁護団は「回避する可能性があるなら対策を取るべきだったというのが私たちの主張。東電の過失責任も認められるべきだ」と話した。

 

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