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保育士不足解消へ都が「人材バンク」運用 就職先を仲介

社会

2017年4月21日 朝刊

 待機児童問題の解決を難しくしている要因の一つである保育士不足を解決するため、東京都は、保育士などを集めた都独自の「人材バンク」(仮称)の運用を始める。二十日に都庁で開かれた待機児童解消に向けた緊急対策会議で、小池百合子知事が「広域で人材を生かしていきたい」と話した。都によると、来年一月に運用を開始する。

 バンクは、都独自で開発するウェブ上のマッチングシステム。資格を持つ保育士や介護士に加え、福祉職に就きたい人なら誰でも登録できるのが特徴という。潜在的な人材を掘り起こし、登録した保育事業所などと、効率的につなげていくのがねらいだ。本年度予算にシステム開発費など約一億円が計上されている。

 会議には都内の五十二区市町村の首長らが参加。「保育士の取り合い、奪い合いが起こり始めている」(清水庄平・立川市長)と都に調整を求める声が出た。

 

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