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確定申告 還付は5年以内なら可能 光田洋子(マネージャーナリスト)

お金の話

2018年1月25日

 もうすぐ前年の所得を申告する確定申告の時期。確定申告は二月十六日〜三月十五日と時期が決まっています。ただ、還付申告はこの期間に限らず、いつでも申告書を提出できます。還付申告とは、通常は確定申告をしなくていい人が、給与や年金から天引きされた所得税や、予定納税で納めた所得税が多かった場合、納め過ぎた税金を取り戻す確定申告のこと。住宅ローン控除や医療費控除のほか、会社員が年末調整でしそびれた保険料控除なども申告できます。

 還付申告の期限は、申告する年の翌年一月一日から五年間です。一般的に、還付申告も翌年の確定申告の時期に行うことが多いですが、五年以内なら確定申告の期限に関係なく、受け付けてもらえます。当てはまる還付申告がある人は、準備ができ次第、住所地を管轄する税務署に申告書を提出しましょう。書き方がわからない人も必要書類を持参して窓口に行けば、確定申告の期限前なら混雑せず、ゆっくり教えてもらえます。逆に、必要書類がそろわなくても焦ることはありません。確定申告の期限後でも忘れずに申告を。

 過去五年以内に当てはまる控除があったのに、還付申告をしていなかったら、該当する年の必要書類を用意して申告してはいかがでしょう。二〇一七年分以後の申告から、医療費控除は明細書の添付だけで、領収書の提出は不要になりました。ただ、一七年分より前の申告をする際は従来通り領収書提出が必要です。また、以前に確定申告をしていた年については、還付申告はできません。もしも申告後に税金の納め過ぎに気付いたら、「更正の請求」という手続きが可能。これも五年以内です。

 一方、確定申告で所得税の納付が必要な人は、冒頭の期限を守ることが重要。期限を過ぎると加算税等を課されることがあります。

 

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