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大学の入学検定料 受験機会拡大で負担増 畠中雅子(ファイナンシャルプランナー)

お金の話

2018年1月11日

 今週末には、大学入試センター試験が行われます。わが家にも受験生がいて、落ち着かない日々を過ごしています。センター試験の検定料は昨年のうちに支払い済みですが、塾代や大学の入学検定料の支払いで、羽が生えたようにお金が出ていきます。遠方から受験する場合、交通費や宿泊料などの負担も加わり、捻出に苦労されるご家庭も多いでしょう。

 ところで、大学受験のシステムは、複雑化している感じがします。親側の負担を重くしているのは、受験機会の拡大です。たとえば私立大学では、入学定員に近い人数で合格者を出さないと助成金(補助金)がカットされるため、受験回数を増やして少しずつ合格者を出す傾向にあります。一回の受験で定員よりかなり多い合格者を出すのではなく、受験機会を複数回に分けたうえで、最終的な入学者を入学定員の一・一〜一・二倍以下に収めようとする大学が多くなっているのです。

 また、センター試験の成績で合否が判定される「センター試験利用入試」を活用するのも一般化しています。一般入試(個別入試)の検定料三万〜三万五千円程度に対し、センター試験利用入試は一万〜二万円程度と低めですが、複数校受験するケースが多く、受験費用が増える要因になっています。安全のために、締め切り直前に受験校数を増やすケースもありますので、受験費用は多めに見積もっておきたいところです。

 そんな入学検定料ですが、金融機関の窓口に出向かなくても、クレジットカードやコンビニでの支払いができるケースが増えています。出願もウェブ上でできる大学もあります(調査書などは郵送)。加えて、受験が無事に終わると、自動車免許の取得を始めるお子さんも多くなります。免許取得費用の見積もりも、お忘れなく。

 

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