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福祉ショップで磨いた技ずらり 平塚で障害者アート展 30作品紹介

神奈川

2018年8月25日

杉崎さんと障害者の共同作品などが並ぶ会場=平塚市で

 平塚市の障害者施設利用者の作品を集めた「アート×ハート展」がJR平塚駅北口近くの元麻布ギャラリー平塚で開かれている。市内在住で大河ドラマ「西郷どん」の和傘製作を指導した和傘作家の杉崎英紀さんとのコラボレーション作品など、十四施設が出展した約三十点が並ぶ。

 市役所一階で食品や雑貨などを販売する福祉ショップ「ありがとう」を運営するひらつか障がい者福祉ショップ運営協議会が主催し、昨年に続き二度目。小物や雑貨を作る中で培った技術やデザインのセンスに磨きをかけ、能力を引き出すのが狙いで、協議会の高橋真木(まき)会長(67)は「ショップで扱う製品のスキルアップと、施設利用者の意欲を高めたい」と説明する。

 会場には、杉崎さんが手掛けた和傘をベースに、障害者が色染めした和紙などを貼り付けたオブジェを展示。製品を作る際に余った革を細かく切って組み合わせたコラージュ、キルト、陶器、人の顔を刺しゅうしたバッグ、すしをかたどったキャンドルなど愉快な作品も飾られている。

 鑑賞に訪れた地元FM局のパーソナリティー斎藤いづみさん(57)は「仕上がった時の達成感が想像できる。一つ一つの作品に心がこもっている」と話した。

 入場無料で三十一日まで。問い合わせは同ギャラリー=電0463(22)7625=へ。 (吉岡潤)

 

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