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杉原千畝ら、ユダヤ人救った外交官9人紹介 鎌倉でパネル展

神奈川

2018年8月24日

杉原千畝らのパネルを見るサヴィオン公使(左)ら=鎌倉市で

 第二次大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れようとしたユダヤ人難民を救った元リトアニア領事代理の杉原千畝(ちうね)(一九〇〇〜八六年)ら各国の外交官を紹介するパネル展が鎌倉市中央図書館(御成町)で開かれている。入場無料で二十六日まで。

 パネルは、外交官らが大戦中、人道的な見地からビザを発給するなどして命を救った功績を伝えるため、イスラエル外務省が作製。「任務を超えて」と題して二十八枚で構成する。

 同国が「諸国民の中の正義の人」として表彰した中から、杉原やスウェーデンの臨時外交官だったラウル・ワレンバーグら九人に焦点を当てている。

 パネル展は、国内の杉原ゆかりの地で行われる。「(杉原が晩年を過ごした)鎌倉で始めたい」との意向が同国から市に寄せられ、最初の展示になった。

 会場を訪れたイスラエル大使館のイリット・サヴィオン公使は「人間らしく生きることが、どんなことにも勝るとパネル展は教えてくれる。若い学生たちが、当時の背景やホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を学ぶ機会になれば」と話した。 (北爪三記)

 

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