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小学校教諭が鎌倉彫お勉強 卒業制作指導へ 市内で34人が参加

神奈川

2018年8月4日

講師(中)の指導を受けながら彫りの体験をする参加者=鎌倉市で

 卒業制作で鎌倉彫に取り組む小学校の教諭らを対象にした特別講習会が、鎌倉市小町二の鎌倉彫会館で開かれた。市内や藤沢、三浦市にある小学校の教諭三十四人が参加。児童への指導に役立てるため、図案作りや彫りの体験などをした。

 講習会は、会館内にある鎌倉彫資料館が鎌倉彫の魅力を広く知ってもらおうと、卒業制作をサポートする事業の一環。講師や職人を派遣する出張授業、資料の貸し出しなどもしている。

 参加者は、鎌倉彫の歴史や制作工程などを学んだ後、小皿作りに挑戦。自ら考えた図案をカーボン紙を使って木地に写し、鎌倉彫の基本的な技法「薬研彫(やげんぼり)」で彫り進めた。藤沢市の小学校教諭丹羽健太郎さん(39)は「伝統工芸としての歴史や良さを学べるのがいい」と話した。

 同資料館学芸員の田村沙理(さり)さんは「卒業制作をきっかけに将来、鎌倉彫を使ってみたい、もっとやってみたいと子どもたちに思ってもらえたら」と語った。 (北爪三記)

 

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