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「平和都市宣言」から60年 鎌倉で記念「まつり」

神奈川

2018年8月3日

平和都市宣言の碑の前でまつりへの参加を呼び掛ける実行委のメンバー=鎌倉市で

 鎌倉市が全国に先駆け、非核平和を希求する「平和都市宣言」をして六十年になるのを記念し、市民有志でつくる実行委員会が「かまくら平和寿(ことほぎ)まつり」を開く。四日にパレード、十〜十二日に講演などがある。実行委員長の宇治香さん(58)は「普通に生活できることが一番の平和。それを意識し、かみしめることが大事と考えた」と話す。 (北爪三記)

 宣言は市民の請願を受けて一九五八年八月十日に行われた。「日本国憲法を貫く平和精神に基づいて、核兵器の禁止と世界恒久平和の確立のために、全世界の人々と相協力してその実現を期する」と表明。市役所には日本画家で名誉市民の平山郁夫さん(一九三〇〜二〇〇九年)が宣言文を揮毫(きごう)した碑がある。

 パレードは参加自由で、四日午後三時半に市役所前を出発。鎌倉海浜公園まで約三キロを歩く。十日午後七時からソンベ・カフェ(御成町)で「長崎・広島被爆地報告会」が開かれ、十一日午後五時半からは手ぬぐいカフェ一花屋(いちげや)(坂ノ下)で、元俳優の加藤茂雄さんが戦中戦後の鎌倉の暮らしを語る。十二日午前十時からは市福祉センターで、鎌倉ゆかりの絵本作家らが、平和にまつわる作品を紹介するイベントがある。

 詳細は実行委のフェイスブックに掲載。申し込み、問い合わせはメール=peacekotohogi@gmail.com=へ。

 市も十日午後六時半から、鎌倉生涯学習センター(小町一)で記念講演会を開く。小溝泰義・広島平和文化センター理事長と高瀬聖子・国連平和の鐘を守る会理事長が登壇する。入場無料で先着二百八十人。申し込み、問い合わせは市文化人権課=電0467(61)3870=へ。

 

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