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電源プラグ原因の出火 前年同期比4倍に 川崎市内1〜6月、173件

神奈川

2018年7月24日

 川崎市消防局は、今年1〜6月の市内の火災発生件数は173件と発表した。前年同期に比べて1件増にとどまったが、電源プラグなど配線器具からの出火が4倍に増えて16件に上った。このうち1件では死者も出たことから、同局はプラグを点検するように注意を呼び掛けている。

 同局予防課によると、1月16日、幸区の河原町団地で1人暮らしの男性(69)方から出火。一室を全焼し、男性が死亡した。プラグの接続が不十分だったことが出火原因とみられている。

 火災による死者はこの男性を含めて5人。前年同期に比べて4人減ったものの5人のうち4人が65歳以上で、いずれも逃げ遅れた。

 独立行政法人の製品評価技術基盤機構によると、プラグの周辺にたまったほこりに湿気が加わると、プラグの刃の間に電流が流れて火花を出す「トラッキング現象」を起こすことがある。同課は予防策として、物陰にあるプラグを定期的に点検し、ほこりをためないようにすることなどを呼び掛けている。 (大平樹)

 

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