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川崎・御幸公園のシンボル タコの「滑り台」 子どもたちがお色直し

神奈川

2018年7月21日

<1>塗装前のタコ滑り台

 川崎市幸区の御幸公園にあるタコの形をした滑り台がお色直しを終えた。作業を担ったのは子どもたち。猛暑でゆだったかのように真っ赤に塗られた滑り台は、公園のシンボルとして以前にも増して光り輝いている。 (小形佳奈)

 区道路公園センターによると、滑り台は二〇〇九年三月に設置された。高さ四・五メートル、幅十メートル、奥行き五メートル。「背中」の階段を上って、「頭」の空洞を抜け、足に見立てた傾斜を滑るようになっている。

 色塗り体験は七日、多摩川沿いの各地で開かれた水辺に親しむイベントの一環。市建設緑政局の藤野貴司・水辺活用担当係長が「子どもたちも楽しめる企画を」と提案し、一般社団法人川崎塗装業協会に協力してもらった。

 当日は小学生を中心に五十一人が参加。協会賛助会員の日本ペイントが塗料を提供し、職人二十七人が指導役を務めた。現場責任者で区内の塗装会社経営望月勇郎(いさお)さん(59)によると、滑り台は赤く着色したセメントに砥石(といし)を混ぜてあり、色が塗られるのは初めてという。

 作業は、「自分たちで塗ったと実感しやすいように」(望月さん)との計らいで、ピンク色の塗料も用意。塗られた赤色の上に、さらにピンク色を塗るなどした。小学五年の上村彩乃さん(10)は「いつも遊んでいる公園の遊具に色を塗れて、すごく楽しかった」と笑顔を見せた。

 イベント後、職人たちが一週間かけて、すべて赤くなるように仕上げをした。子ども二人を連れて遊びに来た中原区の主婦(38)は「タコらしい色で目立つようになってかわいい。娘(5つ)の幼稚園でも話題になっている」と話した。

<2>職人の指導でペンキを塗る子どもたち

<3>塗装を終えたタコ滑り台=いずれも幸区で

 

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