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県が「共生社会」PR動画 やまゆり園事件から2年

神奈川

2018年7月15日

車いすラグビーの選手を映した動画のワンシーン(県提供)

 障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)での殺傷事件から二年がたつのを機に、県は障害の有無にかかわらず認め合う「共生社会」のPR動画とポスターを製作した。二十三〜二十九日まで、動画は県のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載し、ポスターは県庁舎などに掲示する。

 県は昨年度、事件のあった七月二十六日を含む一週間を「ともに生きる社会かながわ推進週間」と定め、昨年も動画とポスターを製作した。今回の動画は十五秒。車いすラグビーの選手やダウン症の子どもら十九人の写真と「あの時の気持ち 忘れない」などの言葉を掲載した。ポスター(B1サイズ)は、動画に登場する人たちの写真を組み合わせたもので、県庁舎のほか、JR桜木町駅、小田急海老名駅など県内の主要十七駅などに掲示する。

 期間中は県職員のうち、県税事務所や県パスポートセンターなど、窓口業務の八百人が「ともに生きる」と書かれたTシャツを着て執務をする。

 県が二〇一六年十月に「いかなる偏見や差別も排除します」などと定めた「ともに生きる社会かながわ憲章」の知名度は、昨年度の県民アンケートで二割にとどまっている。黒岩祐治知事は「動画などを通じて共生社会の理念を広げていく」と話した。 (志村彰太)

 

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