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来月、第二海堡上陸ツアー 来年度中、定期便開始目指す

神奈川

2018年7月11日

第二海堡の観測台跡を視察する関係者=千葉県富津市で

 国土交通省と横須賀市などは、東京湾に浮かぶ人口島・第二海堡(かいほ)(千葉県富津市)の観光客向け上陸ツアーを八月に試行的に始める。現在は一般の上陸が禁止されており、実施する事業者を今月中に公募で決める。安全性やニーズを確かめた上で、来年度中の定期便運航開始を目指す。

 第二海堡は、明治〜大正に首都防衛を目的に造られた三つの海上要塞(ようさい)の一つ。四万一千平方メートルの島内に砲台が多く設置されていたが、関東大震災(一九二三年)で壊れ、要塞として使えなくなった。護岸の劣化も進み、国は二〇〇五年七月から一般の立ち入りを禁止。年に数回、民間事業者らが洋上から眺めるツアーを実施している。

 国交省などは十日、現地視察を実施。三笠公園(横須賀市稲岡町)の桟橋から民間船で上陸し、砲台や観測台の跡地を巡るルートの安全性などを確認した。同市の田中茂副市長は「上陸ツアーが実現すれば、市への新たな人の流れが生まれる。うまくいってほしい」と期待を寄せた。 (福田真悟)

 

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