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「賢治の童話3作」を合体、プロと市民が共演 14、15日にかわさき演劇まつり

神奈川

2018年7月11日

ドングリが争う場面のけいこをする出演者=幸区で

  広域  川崎市内の劇団のメンバーや公募の市民が出演する「かわさき演劇まつり」が十四、十五の両日、多摩市民館(多摩区総合庁舎内)で開かれる。三十八回目の今年は、宮沢賢治の童話三作を融合させた作品を上演する。市内のプロ、アマ劇団などでつくる実行委員会と市文化財団の主催。 (小形佳奈)

 ヤマネコからの手紙で裁判に呼び出された少年が、山の中にあるレストランで食べられそうになって逃げ出すと、ドングリたちが「誰が一番偉いか」を争っていて…。

 今回演じる「注文の多いどんぐりと山猫と料理店」は、没後八十五年になる賢治の「注文の多い料理店」「どんぐりと山猫」「氷河鼠の毛皮」の三作をモチーフにしたオリジナル作品。「歌や踊りの場面がふんだんにあり、親子で楽しめる」と、実行委員長のしろたにまもるさん(77)は話す。

 出演するのは、京浜協同劇団(幸区古市場)をはじめとする市内の劇団員十人と、三月にオーディションで選ばれた市民ら二十人。同劇団でけいこを重ねてきた。最年少の小学一年片柳藍巴(あおば)くん(6つ)は、幼稚園の発表会でライオンキングを演じて芝居が好きになり「将来は演劇の道に進みたい」というしっかり者。「僕たちのダンス、せりふに注目して」とPRする。演出は高津区在住の劇作家大西弘記さん(40)が務める。

 公演は両日午前十一時からと午後三時から。入場料は大人二千円、高校生以下千円、未就学児無料。問い合わせは実行委員会(京浜協同劇団)=電044(511)4951=へ。

 

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