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乳がん検診受診率向上へ 「ピンクリボンふじさわ実行委」発足

神奈川

2018年7月10日

乳がん検診の受診率向上を目指して実行委をつくった麻倉さん(右)と、富田さん=藤沢市で

 藤沢市民らの乳がん検診の受診率を高めようと、同市在住の歌手麻倉未稀さん(57)が「ピンクリボンふじさわ実行委員会」を発足させ、委員長に就任した。きっかけは昨年、乳がんが見つかり手術を受けたこと。「乳がん検診の大切さを多くの人に知ってもらいたい」と話し、九月に初の啓発イベントを実施する。

 麻倉さんは昨年四月、健康問題を扱うテレビ番組に出演して乳がんと診断された。早期発見だったため転移はなく、手術も成功した。この時に主治医から乳がん検診の受診率が低いことを聞き、今年四月に実行委をつくった。「藤沢にはファミリー層が多く住む。自分のためにも、家族のためにも検診を受けてほしい」と訴える。

 副委員長は同市出身で、ロックバンド「プリンセスプリンセス」元メンバーの富田京子さん(53)に依頼。富田さんは二〇一三年からピンクリボン活動に携わっており、「知識を広め、乳がんは怖くないということを理解してもらいたい」と意気込む。

 初の啓発イベントは九月二十九、三十日に市民会館周辺で開かれる市民まつりで行う。いずれも市内在住のタレントつるの剛士さんや俳優の森次晃嗣さん、ミュージシャンの琢磨仁・啓子夫妻らも出演するコンサートを開く。相談コーナーを設けるほかマンモグラフィー検診車を用意し、検診を身近に感じてもらう。

 市は四十歳の女性を対象に無料クーポンを送付しているが、受診率は毎年20〜25%にとどまっている。 (布施谷航)

 

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