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<夏の高校野球>(下)北神奈川大会の展望 東海大相模 走攻守に隙なし

神奈川

2018年7月6日

 94校が参加する北神奈川大会は、今春の選抜甲子園ベスト4の東海大相模が優勝候補の筆頭。選抜出場の慶応と、両校を春の県大会で破り、準優勝した桐光学園からも目が離せない。決勝は二十九日に横浜スタジアムで行われる。

 東海大相模は走攻守に隙がない。主将で遊撃手の小松勇輝(三年)は選抜で本塁打を放ち、守りでも好プレーを連発した。プロ注目のスラッガー森下翔太(同)を含め、切れ目のない打線で大量得点が見込める。大舞台を経験したエース斎藤礼二(同)や、左腕野口裕斗(二年)ら投手陣が踏ん張れば、三年ぶりの夏の甲子園が見えてくる。

 慶応は本格派左腕の生井惇己(三年)を、二年生捕手善波力が強気のリードで引っ張る。打線は主将下山悠介(同)と宮尾将(同)が中心になる。

 桐光学園は、選抜出場の2校を破った勢いがある。主将山田陸人(同)が打線の軸になり、投げては制球力がある谷村然(二年)が要所を締める。

 「打倒私学」を掲げる公立の橘は5人の右腕を擁し、上位を狙う。かつて甲子園の常連だった法政二は古豪復活を誓い、昨夏から三季連続で東海大相模に敗れた向上も雪辱に燃える。

 横浜商大は主将吉田賢吾(三年)と籾山寛太(同)の打撃陣、堤達哉(同)と青山俊介(同)の投手陣に期待がかかる。エース小浦稜平(同)を、堅い守備でもり立てる公立の実力校白山、両親がフィリピン出身のカレオン・ジョニル・マラリ(同)が投打に活躍する武相も侮れない。 (敬称略)

 (鈴木弘人)

 

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