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スマホアプリで「かくれんぼ」 7日、中島で「たなばた夕市」

神奈川

2018年7月1日

「近隣の人に商店街を知ってもらいたい」と来場を呼び掛ける(左から)桜井さん、藤森さん、白井さん、Yuseiさん=川崎市川崎区で

 川崎市川崎区中島の中島中盛会商店街が七日に開く「たなばた夕市」で、スマートフォンのアプリを活用した「かくれんぼ」が行われる。本来は行方不明になった認知症患者の特徴などを介護者が情報提供し、捜してもらうためのアプリ。企画した総合川崎臨港病院=同区中島三=の事業企画担当職員中村崇さん(35)は「アプリを知ってもらい、住民が助け合うきっかけになれば」と願いを込める。 (小形佳奈)

 商店街の白井博会長(67)によると、最盛期は七十を超えた加盟店が現在は三十二まで減少。周辺には大型スーパーの出店が相次いでいる。商店街の近くにある同病院の中村さんから「一緒に地域を盛り上げたい」と、都内で先行事例のあったかくれんぼを提案され、夕市の目玉企画として取り入れることにした。

 かくれんぼは午後四時開始。参加者は商店街事務所近くのテントで受け付けし「みまもりあい」というアプリをダウンロード。スマホに送られてくる顔写真や服装などの情報を元に、商店街のどこかにいる白井会長や同病院の渡辺嘉行院長ら六人を捜し、台紙にスタンプを押してもらう。スタンプを六個そろえるとお菓子がもらえる。参加対象は主に小学生とその保護者で、先着百組。スマホがあれば子どもだけでも参加できる。

 商店街の一角では、地元で育ち、同病院で就業体験中の大学四年桜井ひかりさん(23)が企画した、織り姫とひこ星の物語にちなんだ朗読劇を上演。同じく地元育ちのヒップホップダンサーYuseiさん(23)が所属するダンスチーム「KING OF SWAG」がダンスを披露する。商店街の藤森正〓(まさゆき)前会長(75)は「こんなに若い人が商店街に関わってくれるのは初めて。自分たちでは企画できなかった」と喜ぶ。

 夕市の開催は午後三〜六時。商店街の居酒屋や青果店が焼き鳥、ゆでトウモロコシ、ビールなどを販売するほか、住民らによる手作り小物の販売や和紙を使った灯籠作りのワークショップも。問い合わせはキク薬局の白井さん=電044(222)7140=へ。

※〓は日の下に立

 

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