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鶴見の中学校 跳び箱事故 横浜市教委が調査報告

神奈川

2018年6月30日

 横浜市教育委員会は二十九日、鶴見区の市立中学校で昨年五月に跳び箱をしていた二年の男子生徒が首の骨を脱臼骨折した事故の調査報告書を公表した。担当教諭の注意不足が一因としながらも明確な原因は示さず、生徒の両親は「内容が不十分」と反発している。

 報告書によると、男子生徒は保健体育の授業中、跳び箱の上で前転し、次の順番の時に開脚跳びをした際、バランスを崩して頭からマットに落ちた。

 文部科学省の指導マニュアルによると、前転をすると体がその感覚を覚えていて、直後に頭から落ちる場合がある。報告書はマニュアルが注意喚起している点に触れつつ、事故との因果関係はないと結論づけた。また、男子生徒が以前、跳び箱の横に下りる失敗をしたことからは「器械運動が苦手な生徒には配慮が必要」とも指摘した。

 男子生徒は今も下半身や両腕などにまひがあり、入院している。市内で会見した両親は「本人が悪い、と思わせる内容だ。提訴も考えたい」と述べた。 (梅野光春)

 

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