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大磯で明治維新150年記念ワイン 商工会が「赤・白」販売

神奈川

2018年6月29日

明治150年の記念ワインを持つ(左から今村さん、芦川さん、たかしまさん)=大磯町で

 伊藤博文や大隈重信ら名だたる政治家がかつて別荘を構え、「明治政財界の奥座敷」と称された大磯町で28日、明治維新150年を記念したワインの販売が始まった。開発した町商工会は「明治をイメージする深みと厚みのある味わいになった」と話した。

 国は明治150年に合わせ、旧伊藤博文邸「滄浪閣」を中心にした「明治記念大磯邸園」の整備を計画し、一部は10月をめどに公開する。町商工会は計画に伴い町の活性化策を検討。「文明開化を感じさせる」としてワインに着目し、明治期に創業したワイナリー「シャトー勝沼」(山梨県甲州市)に製造を依頼した。

 販売するのは赤と白の2種類で、いずれも20年貯蔵したビンテージワインをブレンドして味に深みを出した。同ワイナリー役員で日本ソムリエ協会認定ソムリエの今村英香さんは「世間ではやっている辛口ではなく、甘みと柔らかさが感じられる仕上がりになった。どんな料理も引き立ててくれる」と評する。

 ラベルは町在住のイラストレーター、たかしまてつをさんが担当。若い世代にも受け入れられるようにとローマ字の「OISO」と、明治150年の「150」を掛け合わせた斬新なデザインにした。町商工会の芦川博昭理事は「大勢の人に大磯の歴史を知ってもらうきっかけになる」と期待している。

 ワインは赤、白とも1本1500円。各300本限定で、町内の酒店やコンビニなど10店で販売する。問い合わせは町商工会=電0463(61)0871=へ。 (布施谷航)

 

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